親の遺産を投資信託で大失敗!元に戻す方法が知りたい

老後のお金を準備する

親から受け継いだ遺産を
全額、投資信託に預けて
資産が減って失敗してしまった
方からのご相談です。

大切なお父様からの資産は
お父様が頑張って来られた
証ですし、
その想いを受け継ぐことが
できず
失ってしまったのは
ショックですよね・・・

投資をする前に
何故一言おっしゃって
下さればこんな事態は
防げたと思うんですよね。

今回は
親の資産を投資信託に
預けて失敗した理由
その際の解決策についても
お伝えします。

親の遺産を投資信託に預けて失敗!

今回は30代の女性からの
ご相談です。

「父が亡くなり遺産が入りました。
最初は貯金をしておいたのですが
銀行から連絡があり
「資産運用をした方が良い」との事。

銀行だと安心だと思い
勧められるままに購入した商品が
今の資産は半額以下まで減りました。

元に戻す方法はありませんか?」

この方は1000万円を相続して
全額を選んだ投資信託に
入れてしまった様子です。

せっかくお父様が遺された想いを
活かそうと考えられて投資信託を
選択されたのだと思いますが、
残念ながら
お選びになった
投資信託の商品は
資産が目減りして
しまったんですね。

選んだと言っても
この方は
銀行で勧められるがまま
だったそうなのですが、
契約上は「お客様が選んだ」ことに
なるんですよね。

投資信託を選ぶ方法を知らなかった

投資信託と一言で言っても
6000以上の商品があるんです。

その中から
ご自身の考え方に
ぴったりと合う
投資信託を選ぶのは
至難の業ではないでしょうか。

時々、
「リスクが無くて
お金がふえる商品ってありますか?」

というご質問を受けるのですが
そうした商品は投資の世界には
残念ながらないんです。

リスクとは
変動幅の事で
値動きとして上がったり下がったり
するもの。なんですね。

リスクがなくて
お金がふえると言う事は
全く値動きがないのに
お金がふえるという事。

これは
「不自然な現象」ですよね。

もし、
リスクなしで高配当とか
5%も6%も利息が付くなど。

その様な事をうたう商品を
勧められた場合は
これは詐欺に近い商品だと
思いますから、
お気を付けになった方が
良いと思います。

銀行だから大丈夫?

平成元年(1989年)
世界の会社の時価総額
ランキングで上位を占めていたのは
「日本の銀行」なんですよね!

当時、日本がNo1という雰囲気で
世界中から注目を集めていました。

日本語ブームが起き
日本語を学んで日本で就職したい
外国人もたくさんいらっしゃったんです。

でも、いまの銀行はどうでしょうか?
銀行というより日本企業は
トヨタ自動車が39位にあたりに
やっとランクインしているのが
日本企業の現状なんです。

でも、
「銀行」というと
その頃のイメージが
まだ強いのかもしれませんね。

私は銀行の窓口は
コストをおえられる理由から
みーんなペッパー君になった方が
イイと思っているくらいなのです。

今の銀行、
あまり良い印象はありません。
もし、あなたに
昔の銀行のイメージが
あるのであれば
今は違うんだと
イメージを変えられた方が
良いと思います。

金融緩和があり
銀行でも投資商品を販売して
その手数料を利益とする
ビジネスモデルが
確立されていますね。

銀行の本業は「お金の貸出」
ですが、
今の時代は
お金を貸し出して
企業で製品やサービスを
作り出しても
昔のように景気が良い
わけではないので
なかなか難しいことが
背景にあるようです。

そこで銀行の信用力を
武器に金融商品の販売に
乗り出したんですね。
そんな背景があるのを
ご存知頂きたいと思います。

投資に失敗してしまった理由とは

何故、投資に失敗して
しまったのでしょうか。

銀行に騙されたのでしょうか?
銀行が悪いのでしょうか?
そうではないんですよね。

金融商品は
「金融庁の認可を取って」
商品として販売されます。

なので、該当の金融商品が
必要な人がいるという
大前提のもとに
販売されているんですよね。

ただ、投資信託の場合、
「合わない人」が
大多数いらっしゃるのが
現状だと思います。

多くの人は
投資商品を選ぶ際に
「ふえるのか?」という事を
まず基準に考えられると
思いますが、
大事な事は「ふえる、ふえない」
ではなく
「リスクを回避する方法」
だと思うんです。

投資には必ずリスク(値動き)が
ありますから
その値動きに対して
もし、資産が減ったら
どう考えれば良いのか
どんな行動をとれば良いのか。

それから
あらかじめリスクを回避する
方法も知っておくことが大切です。

こうした方法を
知らないまま投資をするのは
免許を取りたての初心者が
いきなり高速道路に出るようなもの。

絶対におススメできません。

知らないのが悪いのではなく、教えてもらう環境が無かった

投資の知識がないのは
あなたが悪いわけではないと
私は思います。

「お金や投資の事を学んだ記憶」
ありますか?
私たち日本人は、
お金や投資の事を学ぶ
機会がないまま、
大人になってしまったんですね。

そういう私も
ファイナンシャルプランナーとして
研究、学習、実践をして
来なかったら
全く未知の話でした。

なので、
いまだに投資は様々な誤解が
生じていて
一向に「投資」ができない。

これが今の日本人の姿なんです。

海外の先進国では
一般的な人が投資をして
ご自身の老後の資産を
何千万円と作っているのは
当たり前の話なんですね。

なぜ、日本では
正しい投資の知識が
浸透しないのでしょうか?

ここまでお読みになった方は
もうお分かりになると思います。

資産を作る方法を「学んで」で解決

投資の失敗は
ほとんどの場合
「知識」が不足している事が
原因なんですね。

資産作るには
いきなり銀行や証券会社に
アドバイスを求めるのではなく
まずはあなたが
「知識」をつける事です。

投資の知識があれば
資産を元に戻す方法も
お分かりになると思います。

私は一般的な人が
将来のご自身のための
資産を作る方法を
お伝えしているのですが
その「知識」は膨大な量では
ありません。

仕掛けを作って、
後は実行するだけです。

ただ、その仕掛けを作るのに
どうすれば良いのか。
正しい知識が無いと
失敗してしまいます。

まとめ

親から受け継いだ遺産を
失ってしまったら
さぞかしショックのことと
お察しいたします。

どうすれば良いのかと
泣きたい気持ちですよね。

何とかもとに戻したい
そのお気持ちもわかります。

まずは
何故失敗してしまったのか
原因を知りましょう。

そして、解決するために
どうすれば良いのかを知りましょう。

投資の失敗を
他の商品で補おうと思うと
また同じことの繰り返しに
なる可能性が高いですよ。

あなたが一番最初に
行う事は
「投資知識」をつける事です。

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