年金はいくらもらえる?年金定期便のチェックポイントと見込み額の確認方法も!

お金管理「知恵袋」

年金はいくらもらえる?年金定期便のチェックポイントと見込み額の確認方法も!

将来、あなたがもらえる年金は一体いくらなのでしょうか?

将来もらえるの年金額となるとこれは私たちファイナンシャルプランナーでも実は算出が難しいのです。

そうなの?プロなのに?
と、厳しい言葉が聞こえそうですが、年金の仕組みや考え方についてご存知の人は「そうだよなぁ」と頷かれると思います。でも、ひとつだけ将来の年金額を確認する方法があるんです。

今回は年金の仕組みや考え方と年金定期便のチェックポイント。将来もらえる年金額を確認する方法についてもお伝えします。

 

『年金』の仕組みとは?

『年金』には種類があります。

・国民年金(主に自営業者)
・厚生年金(主にサラリーマン)
・国民年金基金や確定拠出年金(イデコなど)

大枠で考えると3つの種類がありますがあなたが加入しているのはどのタイプの年金かをまずは確認をしてみてくださいね。

国民年金の人は月々の支払額が決まっていますが、厚生年金の人は現在の給料で納める年金額が違います。

国民年金基金や確定拠出年金(イデコなど)は国民年金や厚生年金の上乗せ的な年金ですね。

将来もらえる年金も国民年金だけの人は厚生年金の人に比べるととても少ないです。

なので、国民年金の人は厚生年金の人以上に自助努力をしないと将来大変なことになります。

 

年金は「マクロ経済スライド」という考え方に基づいています

さて、この「マクロ経済スライド」ですが・・・。
ちょっと難しそうな言葉なので聞いただけでめんどくさそうですよね。でも、この考え方を知らないと「損」ですから、分かりやすく説明したいと思います。

 

マクロ経済スライドとは

「年金をもらう額は毎年調整をします」ということなのですが、言い換えると『もらう年金額は毎年変わりますよ』という意味です。

この前提を知ると、何で変わるの?増えるの?減るの?ととても気になりますよね。

そもそもどんな考えに基づいてどんな調整をするのか知っておきましょう。

年金は「世代間扶養」という仕組みで成り立っています。

世代間扶養とは、今、年金を「払っている人」のお金は今、年金を「もらっている人」に渡る仕組みです。

この仕組みから、子どもの数が減ってきている日本は、将来、年金を支払う人が少なくなるのにもらう人が多くなり、更に平均寿命も延びているので、このままだと年金を支払う人達の負担が年々増えてしまう問題が出てきました。

そこで、「今、年金をもらう人の金額を減らして、その分を将来にもらう人の年金分に上乗せしましょう。こうすることで年金を払う人たちの負担も軽減されますよね!」こうした考えが出てきたのですね。

これが2004年に導入された「マクロ経済スライド」という考え方です。
そもそもの原因は「少子超高齢化」なのですね。

今年金をもらっているあなたのご家族やお知り合い人から「年金が減らされた」とお聞きになった事はありませんか?

出生率や世代人口は今あるデータとして明らかですから、もっと早く導入してほしかったなと個人的には思うのですが、政治が動くのは時間がかかるのでしょうか?

そうした背景があるのはわかった・・・じゃあ、私の年金はいくらもらえるの?と思われるのが人情だと思います。

年金については年1回届くアノ書類。
「年金定期便」が鍵となります!

 

『年金』を確認するには年金定期便をチェック!

なんだか文字がいっぱいで、大切なのか大切じゃないのかわかりづらいですが、一年に一回あなたの年金について考えるとても大事な書類です。捨てないでくださいね。

年金定期便はこんなハガキのようなものです。
お誕生月に届きます。

厚生労働省サイトより

そもそも年金定期便は国の年金記録があいまいさが原因で2008年4月から順次「全国民」に対して厚生労働省が行った通知なのです。

若いころに年金を支払ったけれど退職後、実際受け取る時にその記録が無かったためにもらえる年金が減らされた人が続出した事件が背景にあるのですね。

年金は国が行っている事だから「安心」ですか?とてもは安心できないですよね?

年金は将来自動的に必ずもらえるものと思い込んでいるともしかしたらとんでもない目にあうかもしれません。年金の支払い記録を確認する意味で、年金定期便をまずは確認してみてくださいね。

 

年金定期便でわかる3つの事

まずはこの図を見てください。

厚生労働省サイトより
厚生労働省サイトより

これが毎年お誕生月に送られてくる年金定期便のサンプルです。見たことありませんか?

ここでのチェックポイントは

①あなたの年金加入期間と加入履歴
②これまであなたが年金をいくら支払ったのか
③直近1年間の年金支払い状況

あなたが支払った年金がちゃんと記録に残っているかどうかです

 

年金定期便の「特別便」に書かれている重要事項とは?

これ、超重要です!
厚生労働省のホームページなんかではさらっとしか記載していませんが、節目の年に送られてくる「特別便」があります。

「特別便」が届く節目の年とは「35歳」「45歳」「59歳」。この年の年金定期便はハガキではなく封書で自宅へ届きます。捨てないでくださいね!

大きいのですぐにわかりますよ。

特別便に「将来もらえる年金の見込み額」の記載がある!
厚生労働省サイトより

「特別便」のチェックポイントは④のところ。

ここにこれまでの加入実績だと将来もらえる年金はこれくらいですよと記載されています。

注意して頂きたいのは記載されている数字は「これまで」納めた額だけです。これからも年金を支払っていけば将来の年金額は増加します。

特に若い人がこの数字を見たとき、「これだけしかもらえない」とがっかりされるかもしれませんが、ちゃんと支払っていけば金額は増加していきますので安心してください。

 

追記:年金的便が新しくなり、「将来もらえる年金額」は特別便でなくても記載がされるようになりました。

 

50歳以上の人には「受け取る年金の見込み額」が記載されています

50歳以上の人は毎年届く年金定期便に「年金の見込み額」が記載されています。

もうこのお歳になったら退職後の準備の総仕上げ時期と心得て下さいね。

第二の人生のためのチェックポイントは退職後の資産は順調に作れているか。
公的年金と合わせて退職後の生活費は大丈夫かなどです。

 

特別便が手元にない方人は「ねんきんネット」を活用

将来もらえる年金見込み額が知りたいのに、記載されている特別便はめったに来ないとあきらめる事はありませんよ。

ねんきんネットは今すぐ知りたい方のためにインターネットであなたの今までの加入実績から将来もらえる年金見込み額が分かります!

あなたの年金情報が判るだけでなく、年金に関する届け出も作成できますよ。

ご利用にあたっては年金手帳に記載されている年金基礎番号が必要です。

年金定期便に記載されている「アクセスキー」でもOKです。

ねんきんネット

まとめ

ホームマネー・マネジメントの基礎はまずは現状を知ることからです。あなたの年金についてもまずは確認してみてくださいね。

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