火災保険の保険金額はどう算出する?マンション一戸建て賃貸別の考え方とは?

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火災保険の保険金額はどう算出する?マンション一戸建て賃貸別の考え方とは?

新居を購入する際には必ず加入を考える火災保険。
不動産会社から言われた見積もりのままで契約される人も多いと思いますが、本当にそれで大丈夫なのか?複数社から見積もりを取ると保険金額にばらつきがあってどうすれば良いのか悩まれる人もすくなくありません。

そもそも保険金額はどのように算出すれば良いのでしょうか?
今回は火災保険の保険金額の算出の仕方と物件別の考え方をお伝え致します。

火災保険の「保険金額」とは

火災保険の「保険金額」とは保険を使うときに受け取る保険金額のMAXの金額を言います。

火災保険はおうちが火事にあって燃えてしまうだけでなく、落雷、ガス爆発や台風被害による土砂崩れ、河川の氾濫による床上浸水などでも保険が使えます。
(台風被害は「風災」、河川の氾濫等は「水災」が付いていない場合もあるのでご確認ください!)

この保険金額をいくらにするのか、基本的な考え方としては「新しく今までと同等の家を建て直すのであればいくらかかるのか」この金額を保険金額にされると良いと思います。

火災保険の保険金額は「建物の価格」が基準

火災保険の保険金額は当然のことながら「土地の価格」は算出から除きます。
「建物」の金額がいくらなのかを確認し、物価上昇率を考慮して金額を上乗せしてておくと安心です。

火災保険の「保険金額」の算出の仕方は2種類ある

「保険金額」を算出する方法は2種類あるのをご存知でしょうか?
火災保険の算出の際もどちらを採用しているのか、確認をした方がよいですね。

火災保険の保険金額を算出する方法は2つ

再調達価格(新価)
今まで住んでいた家と同等レベルの家を建て直すのに必要な額を保険金額とする

「再調達価格」を採用した場合のデメリット

保険料は「時価」で計算した場合と比べて高くなります。

時価
再調達価格から消耗分を差し引いた金額を保険金額とする

「時価」を採用した場合のデメリット

家を建て替えたときに「時価」が家の価格を下回る場合、差額の支払いが生じる
家を建て替えたときに「時価」が家の価格を上回る場合、保険料がムダになる


現在はほとんどの保険会社が「再調達価格」を採用しているようですが、ここはしっかりと確認された方が良いですね。

火災保険の「保険金額」は全額が必ず支払われるのではない

実際に保険を使うときですが、火災保険の「保険金額」はどんな場合もその額面で払われるのではない事も知っておきたい事項です。

損害保険には『実損てん補』という考え方があります。
これは「実際にあった被害が保険として補われる」という考え方なのですね。

「保険金額」とは基準の金額で、実際の被害が全部なのか半分なのか一部なのか。
実際の支払いは「保険金額」をMAXとして算出し、被害相当の金額が支払われる仕組みです。

 

火災保険の被害額は保険会社が決める

実際の保険支払額は保険会社が被害状況を調査し決定します。
そこで知っておきたい被害額の種類をお伝えしておきますね。

3種類の被害
「全損」全部が損害にあった
「半損」半分損害にあった
「一部損」一部に損害があった

※保険会社によっては被害の割合が更にわかれている場合もあります

 

火災にあった一軒家に柱が残っていると保険金額が全部出ないので、解体業者が燃えてしまった家を見に来た時に柱を倒してくれたなんて話を聞いたことがありますが、柱が残っていると「全損」とならないなどこうした取り決めがあるようです。

火災保険の建物種類別「保険金額」の考え方

「保険金額をいくらにするのか」悩むところでもありますが、建物の種類により保険金額が変わる事も知っておきたいですね。

マンションの「保険金額」はどう算出するか

火災保険は一般的に一戸建てに比べるとマンションの方が割安になっています。
その部屋に住んでいる人がその部屋の火災保険をかけますが、マンションのエレベーターや廊下、ベランダや庭などの共有部分はマンション管理組合が保険をかけますので割安となるのですね。

マンションの場合は実際に建て直すとしてもそれぞれの人がお金を出し合ったり、火災保険だけでなくマンション自体の修繕積立金を積み立てている場合もありますので、「保険金額」の算出が難しいところでもあります。

火災保険の見積もりでは、面積、所在地、建物の構造から保険金額の上限が出てきます。
土地以外の建物部分の価格はいくらなのかを確認し、見積もりされた保険金額と差がないかどうかが確認ポイントです。

「保険金額」よりも物件の建物金額があまりに差がある場合は物件のどんな部分が高くなっているのかを確認してみてはいかがでしょうか。それが「共有部分」なのか「専有部分(自分の持ち分の部分)」なのかによって、「保険金額」をどれだけにするか判断できると思います。

 

一戸建ての「保険金額」はどう算出するか

一戸建ての場合は、最悪火災で全焼してしまった時すべて自分で立て直さなければいけません。
この場合「新しく今までと同等の建物を建てる」のであれば、「保険金額」は今後の物価上昇を考えて建物部分の価格よりも多く設定することが必要となって来ます。

火災保険の見積もりでは、面積、所在地、建物の構造から保険金額の上限が出てきます。
土地以外の建物部分の価格はいくらなのかを確認し、見積もりされた保険金額と差がないかどうかが確認ポイントです。

一戸建ての場合もマンション同様に面積、所在地、建物の構造から保険金額の上限が出てきます。
もし、上限よりも多く保険金額を設定したい時は建物に特別な装置や高価な材料を使っている等特別な理由があると思いますので、その理由を保険会社に申告すると通してもらえる事があります。

まとめ

火災保険の「保険金額」について詳しく説明して参りました。
「保険金額」をどうするかについては「今までと同等の建物を新しく建てるにはいくら必要なのか」この金額を保険金額にすると良いです。

同等の建物を建てるにはいくらかかるのかを知りたい場合は参考となるのは建物の価格です。
もし、分からない場合は不動産会社に相談してみてくださいね。

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